礼拝説教の要旨・2025年2月9日・エゼキエル40:1-4、43:1-5,47:1-12

“神殿から流れるいのちの水が我らを生かす”

1―3章:エゼキエルの召命
反逆の家であるバビロンのイスラエル人にみことばを伝えるために遣わされる。

4-24章:エルサレムのさばき
エルサレムの陥落。偶像礼拝が蔓延る神殿のさばき。イスラエル人は神から離れ、偶像礼拝に耽っていたから神はさばこうとしていた。

25―32章:諸国民のさばき

33―39章:エルサレムの終末
33章でエルサレム陥落の知らせが来たことが転機となり、イスラエル人はみことばを聞く。1人の牧者ダビデ、イエスキリストの預言。新しい霊が注がれて捕囚の民は石の心から肉の心へ。干からびた骨が神の息で生き返る。神の息とは聖霊。イスラエル人は主に立ち返る。ゴグとマゴグの侵略軍を神は超自然的に打ち破る幻によって神に信頼することを教える。

40―48章:新しいエルサレム
新しいエルサレムの都のプランだが、イスラエル人はそのプラン通りに都を再建したのではない。それは信仰とは何かを教えるもの。
新しい神殿の設計図。神の栄光が神殿に戻る。それはイスラエル人が主に立ち返ったことの象徴。
神殿の敷居の下から水が流れ出て、水かさはどんどん増し、大きな川となる。神殿から出る水は死海の水を良くし、植物や動物にいのちを与え、成長させる。神殿の水は聖霊を表す。聖霊によって霊的に死んだ人達は霊的いのちが与えられ、神に立ち返り、神に信頼し、主にあって豊かな恵みを受けることが出来る。だから神殿から出るいのちの水を飲んで聖霊を受けなさいという勧めである。
イエス様もヨハネ7章で同じことを言っている。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。イエスは、ご自分を信じる者が受けることになる御霊について、こう言われたのである。」

ヨハネ7:37-39
だから私達キリストを信じる者は、自分のうちに生ける水の川がある、神殿から出る水が流れている。そんなに素晴らしいものが自分のうちにあることを思い出して主に感謝し、主を賛美しよう。