礼拝説教・2026年8月30日・黙示録12:1-18
”宇宙の勝利者キリスト“
天に太陽をまとい、月を足の下にし、頭に12の星の冠をかぶる女が現れた。子を産む痛みのために叫び声をあげていた。彼女はキリストを生み出すイスラエル民族を表す。赤い大きな竜が現れた。赤は多くの人々の血を流させる力。人々を弾圧する国家を表す。7つの王冠とは諸国の支配を、10本の角はその権威を表す。その尾は天の星の三分の一を地に投げ落とした。竜は女の前に立ち、彼女が産んだ子を食べようとしていた。その子は鉄の杖をもってすべての国々の民を牧する人物、イエスキリストである。生まれた子は神のみもとにある御座に引き上げられた。キリストの生涯や十字架の死や復活をすっ飛ばして、一挙に天の御座に着くのは天に焦点を当てているから。天で戦いが起こり、ミカエルとその御使い達は立ち上がって竜とその御使い達と戦い、竜は地に投げ落とされた。竜とは古い蛇、悪魔、サタンと呼ばれる全世界を惑わす者である。
サタンが地に落とされた喜びの声「今や、私たちの神の救いと力と王国と、神のキリストの権威が現れた。私たちの兄弟達の告発者、昼も夜も私たちの神の御前で訴える者が、投げ落とされたからである」サタンとは神の前で私達の罪を告発し訴える者だ。ヨブ記1章でヨブを告発するサタンは良い例だ。ヨブだけでなく、サタンはすべての人の罪を神に告発する。だから人間は神の前に義と認められず、天国に入れない。だが、告発者サタンは地に投げ落とされたから主を信じる者は天国に入れる。別の言い方だと、これはキリストの十字架の血によって私達の罪が赦されて救われ、天に私達の名前が書き記されることだ。サタンが地に投げ落とされたのは、ミカエルだけでなく、地にいるキリスト者達の信仰と証しによる。「兄弟たちは、子羊の血と、自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった」これは殉教した初期のキリスト者達のことだ。
天の喜びの後すぐに焦点は地に移る。「しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。」私達が悪魔との戦いに備えるため。それとともに患難の中でも神の守りがある。男の子を産んだ後の女がそれを教えてくれる。「女は荒野に逃れた。そこには、1260日の間、人々が彼女を養うようにと、神によって備えられた場所があった」荒野は避難場所だ。13節以降も同じことが、もっと詳しく語られる。「すると蛇はその口から、女のうしろへ水を川のように吐き出し、彼女を大水で押し流そうとした。しかし、地は女を助け、その口を開けて、竜が口から吐き出した川を飲み干した」では、この女はだれか?初めにイスラエル民族と言ったが、多くのユダヤ人はキリストに敵対する者となったから、彼女はキリストを信じるイスラエル人と考えられる。実際そういう出来事が起こった。マタイ24章の「ユダヤにいる人達は山に逃げなさい」に従ったユダヤ人キリスト者は生き延びた。竜は次に「女の子孫の残りの者」に戦いを挑んだ。それは「神の戒めを守り、イエスの証しを堅く保っている者達」つまり異邦人キリスト者、私達だ。女には荒野が与えられたが、私達には何があるのか?荒野よりももっと良い避難場所が約束されている。もしも迫害で命を落としたとしても私達には天国がある。
