礼拝説教の要旨・2026年9月13日・創世記3:15,黙示録12:13-18
“洪水から救われた女”
創世記3:15、イザヤ7:14などの預言通りにイエスは処女マリアから生まれ、人類の罪のために十字架にかかり、死んでよみがえり、天に昇り、神の右の座に着き、救いの道を開いた。それが神のご計画である。しかし、サタンはそのご計画を阻止しようとした。それがサタンが竜となり、子を産もうとしている女の前に立ち、産んだら、その子を食べようとしていたことだ。マタイ2章でヘロデ王が幼子イエスを殺そうとしたことは、それと符合するが、黙示録では女が男の子を産んだ後、その子は神のみもとに引き上げられた。幼子イエスのエジプト逃避やナザレに戻って成長したこと、公生涯や十字架の死や復活は書いてない。その理由は黙示録12章は歴史に基づくが、歴史を正確に記録した文章ではなく不思議な幻やしるしによって神のご計画を描いた黙示文学だからだ。竜は男の子を食べ損ねたために激しく怒り、天に昇り、神につく御使い達と戦うが、敗北して地に投げ落とされた。
地に投げ落とされた竜は憤って荒野に逃げた女を追いかける。この女とはだれか?「1人の女が太陽をまとい、月を足の下にし、頭に12の星の冠をかぶっていた」イスラエル人か?
マリアもイエスも12弟子達も初期の信者達もみなイスラエル人だが、イスラエル人はキリストや教会に敵対する存在になるから違う。12とは12使徒、12使徒は霊のイスラエルである教会を表す。だから女は教会だ。竜が荒野に逃げた女を追いかけるのは教会への迫害を表す。「炎のように赤い大きな竜。それは7つの頭と10本の角を持ち、その頭に7つの王冠をかぶっていた」頭や王冠は権力、7つの王冠は広大な地域の掌握、だからこの竜とは大帝国を表す。「赤」とは血、血とは殉教者、だから竜とは殉教者を出すほどの迫害を行う国家を表す。当時、それはローマ帝国であり、それ以後も現れる世界の国家を表す。
竜は男の子を産んだ女を追いかけ、女は荒野に逃げる。女には神の守りがある。「(女は)大きな鷲の翼が2つ与えられて荒野にある自分の場所に飛んで行った」そこは避難場所だ。
「1時と2時と半時の間、蛇の前から逃れて養われるため」これは「1260日」と同じ期間で3年半位だ。竜を蛇と言い換えて、蛇の口から出る大水で女を攻撃するが、地は蛇の口から出た川を飲み干す。この箇所は終末に関する預言だから、世の終わりの患難時代に避難場所にいる教会は守られる。その避難場所とはキリストを信じる信仰である。竜は女の次に女の子孫の残りの者を攻撃する。女が教会だから女の子孫は教会が生み出す子供達つまりキリスト者だ。彼らは「神の戒めを守り、イエスの証しを堅く保っている者達」である。
教会とはキリスト者の集まりだ。キリスト者がいなければ教会ではない。教会が守られたらキリスト者も守られる。だから女が竜の攻撃を受けることと、女の子孫が竜の攻撃を受けることは同時に起こることである。キリストを信じる私達は患難時代に守られるが、2つの心がけるべきことがある。1つ目は神の戒めを守ること。これはみことばに従うことである。
2つ目はイエスの証しを保つこと。十字架という神のご計画に従ったイエスの証しを心に留めよう。それとともにイエスを信じて人生が変わった自分の証しを劇的でも平凡でも心に留めていこう。
